台湾南部
台湾南部は、嘉義県・嘉義市・台南市・高雄市・屏東県の5つの県と市を指します。北回帰線も通過すれば、熱帯気候のエリアもあるため、1年を通して晴れる日が多く、気温が高めです。台湾で最も早く開発された地域で、鄭成功の時代やオランダ統治時代を始め、多彩多様な文化や遺跡が見られます。
嘉義県と嘉義市は、阿里山国家風景区が所在するところとして知られています。台湾中部出発の阿里山をじっくり回るコースもご用意しております。また、国立故宮博物院の支部として設置された故宮南院では、台北の故宮博物院とはまた違う美術品が堪能できます。
台南市は、17世紀から台湾の首府であった古都です。市内には孔子廟や赤崁樓など、郊外には奇美博物館や関子嶺温泉(泥温泉)・日本の八田與一技師が作った烏山頭ダムをはじめ、観光スポットがたくさんあります。
高雄市は、台湾南部を代表する都市です。市内に最も大きい湖・澄清湖や仏教の総本山・仏光山寺や夕日が美しい西子湾などがあります。港の市場では新鮮な海の幸を召し上がり、至福なひと時を過ごしましょう。
屏東県は、台湾本島で最も南の県で、唯一「熱帯気候」地域でもあります。リゾート地・墾丁国家公園では様々な特殊な地形が観察でき、ここでゆっくりと南国の景色を眺め、太陽の光でエネルギーをチャージし、リフレッシュする観光客が1年中絶えないほどです。
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